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グルメリポートの今と昔。

胃袋芸人・爆食ギャル・大喰い俳優・・・・
日本中を食べて食べて、食べ尽くせ!


「胃袋芸人」と言えば、ホンジャマカの石塚秀彦が筆頭だろう。
冬でも半袖姿で、汗をかきながら食べる様子は目に焼き付くほどだ。
「まいう〜」という流行語を生み出し、
にこにこ顔で食べる、美味しそうに食べる、感謝して食べる、
三拍子揃ったグルメリポーターは、他にいない。
一番の強みは、食べ物が美味しそうに見え、
的確なコメントを言えることにある。
見ているこちらの胃袋が刺激されてしまうほどだ。

彦麻呂も、メタボと戦うフード戦士だ。
幕末塾でアイドルイとしてデビューした頃はかっこよかった。
それから30キロも太り、ドクターストップがかかっているにも関わらず
美味しさを世の中に紹介し続ける味の案内人だ。
残さず食べる、という考え方に賛同する人も多いだろう。
「味のIT革命や〜」「まるで宝石箱みたいや〜」など
こちらも強いコメントを残している。

1番食べるといったら、ギャル曽根だ。
細い身体で食べまくる熱血ギャルで
たべっぷりの良さもあるが、美しい食べ方が特徴である。
口のまわりにソースをつけたりせず、
大口でガブっといく勇ましさは圧巻だ。

阿藤快も忘れてはならない。
街道沿いの店に立ち寄り、親しく会話しながら
豪快に食べる俳優だ。
「おじちゃん、おばちゃん」などと気さくな感じが
見ている者との距離を縮めてくれる。

最近では「食いしん坊 万歳!」の影響からか、
松岡修造もフードマンに見える。
正直者のせいか、美味しい食事の時とそうでない時と
微妙に出てしまうのが特徴だ。
それでも、良い所を一生懸命探す姿勢は買いだ。
村野武範や、梅宮辰夫なども、食いしん坊出身のグルメ俳優である。

ガダルカナルタカの奥さん橋本志穂
ピンクの電話の竹内都子も、食べるリポーターとして腕を鳴らしている。
他には、内山信二パパイヤ鈴木舞の海
TOKIOの国分太一、とんねるずの木梨憲武なども
食べる印象が残っている。
いろいろな仕事をこなしているのだろう。

それまでの、フード番組といえば、
食べ物の美味しさを忠実に茶の間へ届けることが
リポーターの役目だったが、
これらの方々が台頭することによって
店の雰囲気であったり、お店の方との心の交流であったり、
こだわりであったり、常連客の反応であったり、
食べる姿そのものまでも、美味しくみせる手法がとられるようになった。
「食」は、人間を豊かにしてくれる大切なエッセンスだ。
その一躍を担っている、皆さんは本当に素晴らしい。
そして・・・・たまには、
胃袋を休める日も、忘れないで!





「じゃない方芸人」の認知度

「じゃない方芸人」ブレイク中!
有名じゃない方の芸人の名は?


「アメトーク」や「爆笑レッドカ^ペット」などのバラエティー番組で、
「じゃない方芸人」が、最近注目され始めた。
「じゃない方芸人」とは、コンビ芸人の場合、
相方ににスポットライトが当たり、
影になって目立たない芸人の方を指している。

例えば、
チュートリアルの「男前」じゃない方・福田充徳→相方は徳井義実
ザパンチの「チャッチャチャース」じゃない方・ノーパンチ松尾→相方はパンチ浜崎
オードリーの「トゥース」じゃない方・若林正恭→相方は春日俊日彰
ハイキングウオーキングの「スーパーイリュージョン」じゃない方・松田洋昌→相方は鈴木Q太郎
はんにゃの「ズクダンズンブングゲーム」じゃない方・川島章良→相方は金田哲

「じゃない方芸人」の顔がすぐに浮かぶだろうか。
バラエティー的には「相方ばかり目立って、俺らはひどい待遇を受けている」と、
面白く、楽しく、トークを展開している。だが、
役割分担と割り切って演じているのは、書くまでもない。

その昔、ダウンタウンが大阪で大人気となり
まだ知名度のない東京へ進出してきた時のこと。
浜ちゃんが、オレが雑木林の木を倒して道を作るから、
空いた道に松ちゃんがダウンタウンの笑いをさかせてくれ、と
切り込み隊長を買って出たことがある。
浜田が、先輩であろうと誰であろうとツッコミを入れ、
その傍若無人な発言により、「あれは誰?」と
茶の間に思わせることに成功。
ダウンタウンという名を一気にブレイクさせた経緯がある。
以降、松本が表現する笑いも絶賛されるようになった。

現在、これだけ若手芸人が多い時代になると、
まずコンビ名を世間に知ってもらわなければ話にならない。
ギャグを繰り返し露出させたり、目立つキャラにしたり・・・・
春日のピンクのベストも戦略のひとつである。
それでは、まだまだいる「じゃない方芸人」チェックしよう!

ものいいの「ちがうかっ」じゃない方・横山きよし→相方は吉田サラダ
どきどきキャンプの「ジャック・バウアー」じゃない方・佐藤満春→相方は岸学
クールポコの「な〜に〜、やっちまったな〜」じゃない方・せんちゃん→相方は小野はじめ
フルーツポンチの「うざキャラ」じゃない方・亘健太郎→相方は村上健志
ザブングルの「カッチカチ」じゃない方・松尾陽介→相方は加藤歩
ダブルダッチの「ラジバンダリ」じゃない方・田中毅→相方は西井隆詞
の「どうもすいませんでしたっ」じゃない方・小林優介→相方は長友光弘
ジョイマンの「ラップ」じゃない方・池谷和志→相方は高木晋哉
5GAPの「ホワイト赤マン」じゃない方・秋本智仁→相方は久保田賢治

切り込み隊(目立つ方)の使命である「認知度をあげる」に成功したら、
次は「じゃない方芸人」の腕の見せ所だ。
それが、今のブームを作ろうとしている。
どんな芸を披露するのか、たのしみである。











R1ぐらんぷり2009

「M1」ほどメジャーではないが
話芸を競う頂上決戦は「R1」だ



「M1グランプリ」が漫才のコンテストなら
「R1ぐらんぷり」は、一人話芸を競うコンテストだ。

芸人にとって、お笑いはいろんな種類がある。
コントをはじめ、漫才、ものまね、物を使ったネタまで幅広い。
R1は、その中でも話芸の一点に絞り、
しゃべくりが1番うまくて面白いのは誰だ?というわけだ。
従って、普段はコンビ組んでいる芸人がピンで参加できるし、
プロではないアマチュアも参加可能だ。
とにかく面白ければいいのである。
「話芸」といっても口が勝手動くわけではないから、頭脳勝負といえる。

第7回は2月に行われ、3400人の優勝者は
よしこもクリエイティブエージェンシー大阪本社所属の
中山功太に決まったた。
彼は、NSCの22期生出身で、「赤い太陽」としてコンビを組んでいたが
2002年にピン芸人として再出発している。
大阪が彼のホームなので、東京の番組では、あまり見かけないが
漫談のみならず、コントや大喜利もうまい芸人だ。
フリップを使った話芸が彼の真骨頂。
R1では「時報ネタ」で笑いの頂上に登りつめた。
2005年・2006年は7位、2008年は4位、を経験して
やっと掴んだ王者の座である。

ちなみに、R1の歴代優勝者を記すと
第一回 だいたひかる
第二回 浅越ゴエ
第三回 ほっしゃん
第四回 博多華丸
第五・六回 なだぎ武
今回の第七回は、下馬評では友近だったが敗者復活戦に破れ
決勝の場に顔をみせることはなかった。
来年に期待したい。

笑いの嗜好はひとりひとり異なるので
画一的に審査員が点数を決める、というコンテストはいかがなものか?
という声もあるが、
多様化した笑いの時代だからこそ
一年に一度くらいは芸人が競い合って、モチベーションをあげた方がいい
という見方もある。
いずれにせよ、

切磋琢磨して新しい笑いの扉が開かれれば
ファンはこの上もない喜びに満たされるだろう。
真剣に笑いと向き合う芸人の姿は美しい。
そう感じるのは、私だけではあるまい。

芸人の改名 

芸人たちが改名する理由は?
今だから笑える不思議な旧名


せっかく覚えてもらえた芸名を
あえて変えるには・・・・勇気がいるもの。

1番の理由は、現状打破が多い。
たとえば今の芸風を変えたい、ボケとツッコミを反対にした、雰囲気を一新したい
といった、現在より飛躍を望み、あえて改名に踏み切ることがある。
2番目は、番組の企画に乗っての改名。
罰ゲームであったり、占いの方につけてもらうなど、お笑いに魂を預けた?場合が多い。

一方、受けて(視聴者やファン)にとっては
混乱を招く要因もあるが、総じてあるのままを受け入れる傾向がある。
それまでの活動を知らなければ、新人が現れたと感じる人もいる。
髪型や洋服、言葉遣いを変えて、笑いのツボも変えてくれば、わからないのだ。

いずれにせよ改名は、再出発の決意表明に違いない。

では、どんな芸人がいるのだろう。
ダウンタウン。今や大御所の貫禄さえあるが、
売れる前は→ライト兄弟。その前は→てるおはるお。その前は→まさしひとし だった。
改名の数だけ苦労がうかがえる。
「新ウンナンの気分は上々」という番組で名前を改名させられた(罰ゲーム)のは
さまぁ〜ず。改名時点で、すでにバカルディという芸名が認知されていた。
半年という期限付きでのスタートだったが、改名後、なぜか人気が上がったので据え置くことに。
くりぃむしちゅーも同番組で改名。好きな食べ物とういうだけでウッチャンが付けたものだ。
回砂利水魚は「ボキャブラ天国」時代に知れわたった芸名だが、
改名してから、全国区の人気芸人に仲間入り。まさに飛躍した芸人の一組だ。
「ボキャ天」といえば、番組の流れでX−GUN丁半コロコロに変わった。今は戻している。
「史上最大の占いバトル」でおさるモンキッキーに改名。
うまくいく場合とそうでない場合があるのも、愛嬌のうち?

さ、ここから若手芸人の過去の芸名を思い出してみよう。
幾つ知っているだろうか。
チーム有酸素倶楽部
くるま
すずらん
角田ペア
ナイスミドル
ペンギン村
シカゴマンゴ
ピュアぞー
カツカレー
パラメ

正解は下記。

チーム有酸素倶楽部→藤崎マーケット
くるま→ハイキングウォーキング
すずらん→南海キャンディーズ
角田ペア→ザ・たっち
ナイスミドル→オードリー
ペンギン村→クローズアイ→サシャナゴン→クールポコ
シカゴマンゴ→アンタッチャブル
ピュアぞー→山田ルイ53世
カツカレー→劇団ひとり(カツカレーの前はスープレックスだった)
パラメ→ザ・パンチ

コンビ名は芸人の名刺。いわば顔だ。
いつもピカピカに輝いて、私たちを笑わせ、驚かせてくれる。
今年も応援だ!


2008年 M1の覇者は NON STYLE!

2008年 4489組の頂点に立ったのは
NON STYLE おめでとうございます



今年のチャンピオンはNON STYLEに決定。
最終決戦まで残ったのは、
ナイツと敗者復活戦で勝ち上がったオードリー
最終審査結果は、ナイツ0票、オードリー2票、
あとは全部NON STYLEという結果だった。

NON STYLEは2000年5月に結成したコンビ。
2人は高校の同級生。
いつも白い服を着てボケる石田明は、今日号泣した。
スーツにタンクトップの出で立ちでいつも登場する
ツッコミの井上裕介は、相方の泣き顔を見ていた。
彼らは、吉本の所属だが、
NSC(養成所)出身でなく、ストリート漫才を積み重ねて
実力をつけての所属となった、最近では異例のコンビだ。
今日のM1では、滑舌の良さ、雰囲気を自分のものに引き込む力が光っていた。
キャラもしっかりアピールし、動きも抜群だった。
堂々とした勝ちっぷりと言っていいだろう。
8年目にやっと手にしたチャンピオンの座、
心から、おめでとうございます!

さて、敗者復活で勝ち上がったオードリー
今まで見てきたオードリーの漫才の中で
1番乗っていたと思う。
春日が番組のエンディングまでキャラを貫き通した所も買いだ。
ただし、最終決戦の漫才で、
春日が演説のガヤをやった場面において、
喋り過ぎの感があり、視聴者を置いてきぼりにした。
その世界観に笑いが付いていけなかったのだ。
そして結局、相方の若林が何の演説をしたかったのか
わからないまま途中で漫才が終わった。
話がまとまっていないし、オチが弱いのが難点だった。
ただ、敗者復活から昇ってきたのだから
オードリーの漫才はこの方向性で良いことを
大井競馬場の客が証明した。あとは、腕を磨くだけだ。
これからが楽しみな芸人である。

ナイツは私のイチ押しだった。
最終決戦まで残れる実力があったのは喜ばしい。
寄席で鍛えてきただけあって、落ち着きが1番あったと思う。
しかし、3組の中で何かが足りなかった。
それは、「暖かみ」や「熱」である。
ヤホーで調べてきたものを披露するという芸風のため
頭でっかちな内容に偏りやすい。
知性派なので安定感はあるが、
激情といった暖かみを漫才から感じられないのだ。
他の2組が、勢いでとばすタイプだったため
その温度差は会場だけでなく視聴者にも伝わったと思う。
ただ「間違いだらけのヤホー三昧」漫才というオリジナリティーは
間違っていない。それはナイツが本戦まで勝ち残ったことで証明された。
あとは、そこに自分たちならではの付加価値をつけることが必要。
それは、他の2組のような勢い系ではなく
自分たちなりの体温を、見ている側が感じられるようなものだ。
それを見つけ出したら、来年はトップに昇れるに違いない。
他の2組にない、癒しの要素を持っていることも忘れほしくない。
期待している、ナイツ!

さて、こうやって8年めのM1が終了した。
今回、あえて提案したい。
そろそろ、審査の方法を変えた方がいいのではないか。
一般視聴者が投票権を持って、審査できる方がフェアである。
現場の大御所が決めるのも悪くはないが
いろんな形の漫才が誕生してきている。
若者にジャストフィットする漫才もあるのである。
多くの声を反映させる、それが真の頂点なのではないだろうか。
今回の審査員の顔ぶれを見ると、
関西を起点に活躍する方の方が多かった。
それがNON STYLEに優勝をもたらしたとは言わないが、
ここまで芸人の実力差がなさ過ぎると、
あとは好みの問題になる。
フリートークがうまくないことを知っている審査員が
M1の現場でNONSTYLEが流ちょうに漫才をやっていれば、
そりゃあ驚くだろう。
オードリーやナイツは関東の芸人である。
審査員とは距離感があった。
ならば、そういうことを、微塵もかんじさせない
審査方法が必要なのではないか、と問いたいのだ。

芸人にとって
M1は、ただのTV番組の1つではない。
その日のために1年間、漫才道を突き進んだ結果の晴れ舞台である。
誰もが納得できる輝かしいイベントになればと心から思う。
来年は誰が頂点にたつか、
もう今からその熾烈な争いは始まっている!